自戒的メモ

僕にとって、『ある』といえば 1 あるいは true であり、それ以外の何ものでもない。また、『ない』といえば 0 あるいは false であり、それ以外の何ものでもない。しかし他方では、『ある』とは『大体ある』、『ない』とは『恐らくない』程度の意味でしかなく、その実は ──偏りこそ存在するものの── 0 と 1 の間の事象である。この認識のずれに留意しなかった場合、議論は平行線をたどり続け、無意味な言葉遊びと化すのである。