第一回: Freeland - Mind Killer

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music?

なんとなく思いつきで音楽カテゴリなんて作ってみたりして。要はblogruhitoの「Aruhitoの音楽スキスキー!」のパクリだったりしますがあまり気にしない方向で。あまり音楽に長けてるとは言えないし、聴くジャンルも異様に偏っていたりして見当違いな事を書きまくると思いますが、そこらへんはご愛敬ということでよろしくお願いします。というわけで記念すべき?第一回は先日のオフで購入したFreelandのファーストアルバム、「Now & Them」に収録されている「Mind Killer」です。

Freeland?

先日のオフレポでもさらっと触れましたが、このFreelandというバンド、Adam Freelandという人が中心になって結成されたバンドです。そもそもこのAdam Freelandという人、ニュースクール・ブレイクスのDJとして割と有名な人らしいですが、そういうのに疎い自分には全くわからなかったりします(そもそもニュースクール・ブレイクスってなんだーというレベル)。ではどうしてこの人のことを知ったのかというと、2001年にセガ/UGAからPS2/DCで発売されたRezというゲームに曲を提供していたからです。

Rez?

(ここではRezについての解説は割愛しますので、公式サイトなどをご覧ください)Adam FreelandがRezに提供した曲には「Fear」というタイトルがつけられ、最終ステージであるArea 5に使われたのですが、Area 4までとはうって変わったローテンポな曲に浮遊感溢れるステージ、また曲と映像が見事に同期した演出が見事に重なりあい、Rezの中でも突出した出来になっているのです(残念な事に公式に画像や動画がないので、どんな風になっているかはプレイしてみるしかないです)。そんな「Fear」ですが、後日発売されたサントラ(Rez/Gamer's Guide to...)に収録された「Fear (Rez edit)」では、原曲の面影は残しているもののだいぶ違う曲となっていました(こっちはこっちで名曲ですが)。しかし今製作中のソロアルバムに「Fear」の完成形が収録される、という噂も流れ、ゲーム版「Fear」ファンの自分は非常に期待していました。

Now & Them?

そうした中、2003年になってやっとアルバム「Now & Them」が発売されるわけですが、実はこのアルバムの存在を知ったのは半年以上経ってからだったりします。しかも金銭的な都合(苦笑)で今まで購入できなかったのですが、ついに先日のオフでゲット。そしてその「Fear」の完成形というべき曲が2曲目の「Mind Killer」なわけですが、決してゲーム版に近いというわけではなかったりします。しかしその出来はいくつかある「Fear」の中でも最高といえる素晴らしさです。特に序盤からゆっくりと徐々に盛り上がって結末に向かっていく感覚は何とも言えません。「Fear」ファンにもそうでない方にも間違いなくオススメできるこの曲ですが、このCDに収録された他の曲も名曲ぞろいです。最近のBMSプレイヤーなら特にオススメなのが1曲目の「We Want Your Soul」。なんと、とあるBMSで使われていた声ネタと全く同じボーカルが入っています(もしかしたらサンプリングCDからのものかもしれませんが、恐らくこの曲のオリジナルだと思います)。他にも3曲目の「Burn The Clock」、8~10曲目の「Reality3D~L.I.F.E.~Nowism」などオススメできる曲ばかりです。そんなわけでFreelandのファーストアルバム「Now & Them」、海外サイトには試聴もあったりするようなので興味をもった方はぜひとも聴いてみてください。

Origin Unknown Mix?

ここから先は余談ですが、なんと最近発売されたAdam Freeland個人のミックスCDの新作、「Fabriclive 16」に「Mind Killer (Origin Unknown Mix)」という曲の存在を確認できます。非常に気になったので海外サイトで試聴してみましたが、なんとゲーム版「Fear」にあったストリングスが完全復活!しかもブレイクビーツだったはずの曲がなんとドラムンに!よりゲーム版「Fear」に近くなった「Mind Killer」の新しい姿を見ることができます。「Mind Killer」でFreelandの曲に打ちのめされた方は是非。ちなみに自分は「Now & Them」を買ったばかりでお金が・・・。